【iPad】私がペーパーライクフィルムをやめた理由

iPadの画面を紙のような質感に変えてくれるペーパーライクフィルム。iPadユーザー、特にApple Pencilを使って絵を描く人とかは結構使っている人が多いです。

私はしばらくこのペーパーライクフィルムを使っていたのですが、この前ガラスフィルムに戻しました。今日は私がペーパーライクフィルムにした理由、やめた理由をお話ししたいと思います。

1. ペーパーライクフィルムとは？

保護フィルムには主に

と3種類あります。

私はiPadを買った時、特に何も考えずにとりあえずガラスフィルムを貼っていたのですが、ペーパーライクフィルムなるものがあるのを知り、早速買って使っていました。

しかしこれは私には合わない…と思い、ガラスフィルムに戻しました。今回はペーパーライクフィルムにしようと思った理由と、やめた理由をお話ししていきます。

まずペーパーライクフィルムは、その名の通り「紙のような触り心地（書き心地）」の保護フィルムです。私はバイトで塾の講師をしており、教えるときにiPadに書いて教えています。普通に指で触ってる時間よりペンで文字書いてる時間の方が長い気がするし、ペーパーライクフィルムに変えよう！と思って変えました。

しかしこのフィルム、表面が紙のようにざらざらしているため、ずっと書いていると腕が疲れてきます。

以前はiPadにつるつるのガラスフィルムを貼っていたため、スタイラスペンの滑りが非常に良く、紙に書くときより脱力して書ける感覚がありました。しかし、ペーパーライクフィルムはフィルム表面があえて凸凹に作られており，紙特有の抵抗感も再現います。

ある程度の抵抗感ある方が字を書くときに快適だと思っていたんですが、私はそこまで精密な絵を描いたりするわけではないので、以前のつるつる書き味が恋しくなりました。

これ、する人ならわかってくれると思うんですが、音ゲーする時の指の滑りはめっちゃ大事ですよね。ペーパーライクフィルムは表面が凸凹に作られていると書きましたが、指でなぞった時の感覚はむしろガラスフィルムよりもさらさらです。

基本的にはさらさらのフィルムの方が音ゲーはやりやすいと思います。でもガラスフィルムの触り心地に完全に慣れてしまっていた私は、むしろさらさらのペーパーライクフィルムは指に馴染みませんでした。

指が画面を動き回るようなときは滑った方が良いと思っていましたが、ガラスフィルムでも指をある程度立ててやると普通にできます。

ペーパーライクフィルムやアンチグレアフィルムの利点として、反射が少ない、という点があります。反射自体はするんですが、光が当たっても白くぼんやりと写るだけで、後ろのものの形がわかるほどの写り込みはありません。↓

これは完全にメリットでしかないはずなんですが、私はそれすらも段々嫌になってきました…。なんとなく電子機器はキラキラピカピカしてて欲しいんですかね、多分。

特にパソコンを触ってからiPadを触るとキラキラ感が減ってしまって悲しいというか。

これが、私がペーパーライクフィルムをやめた最大の理由です。Amazonなどで売られているペーパーライクフィルムの説明では「黒が白く濁らない！」みたいなことがよく書いてありますが、正直私は黒に関しては全く気になりませんでした。それより白なんですよね…。白がとにかく汚い。

一応それもわかった上で、そのうち慣れるかなあと思って書いましたが、慣れませんでした。もう光の三原色が肉眼で確認できるんですよね。

白い画面見てるはずなのに、赤青緑、赤青緑…。SideCarを使ってMacのサブディスプレイとして使っているときは特に、Macの画面見てからiPad見ると、なんか解像度めっちゃ低ない…？ってなります。実際には解像度は変わっていないんですが、感覚的な「解像感」がめちゃめちゃ失われます。

先程、塾のバイトでこのiPadを使っているとお話ししたんですが、ノートのページめくったりする時の音が気になるのもやめた理由の一つです。指滑らせた時の「シャッ」って音がかなり耳障りで、静かな環境だと結構きついです。

私がペーパーライクをやめた理由をお話ししましたが、いかがでしたでしょうか？

ペーパーライクフィルムは、ファンも多く、いろいろなメーカーが開発して販売しています。私はそのうちの一つしか試したことがないので、本当はもっといいフィルムがあるかもしれません。

でもとりあえず今はガラスフィルムに戻してスッキリしているので、またペーパーライクが恋しくなったらそのときに考えようかなと思っています。

ペーパーライクフィルムはクセのあるフィルムですが、使い方によってはマッチする人もいると思います。気になる方はとりあえず買って使ってみてください。ペーパーライクフィルム貼ってみたいけどどうしようって人の参考になっていれば嬉しいです。

それでは。