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iPad Pro にジャストフィットするUSB-Cハブを買いました。

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2018年・2020年モデルのiPad Pro、2020年モデルのiPad Airでは端子がLightningからUSB-Cに変更されましたよね。Appleの独自規格であったLightning端子から共通規格であるUSB-C端子に変更されたことによって、iPadの拡張性が大きく上がりました。

USB-C端子はいろいろな製品に用いられており、USB-C規格の周辺機器や変換ケーブルなどはすでに多くのメーカーから市販されています。これによってLightning端子であるために今まで使うことができなかったUSB-Cハブが使えるようになり、同時にHDMI接続やSDカードによるデータ転送が可能となりました。

今回は様々な種類があるUSB-Cハブの中で、iPad Proのことだけを考えて設計されたハブ「JCD612(j5 create)」についてご紹介したいと思います。同様のポートを持った他社製のハブと比較すると多少高価ではありますが、非常に使い勝手がよく重宝しています。

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外観

まず外観について軽く見ていきます。このハブは前述の通りiPad Proのことだけを考えて作られた製品で、iPad Proにジャストフィットするように設計されています。ホストインターフェースであるUSB-CはL字型のコネクタになっており、本体の側面に沿ってすっきりと保管することが可能です。

このハブの最大の強みは、「ハブをつけたままでの取り回しの良さ」です。下の写真のようにiPad Proに取り付けた状態で持ち運ぶことが可能なので、単純にiPadにポートが増えたような感覚です。ハブを取り付けた状態でも、オートスリープ機能もきちんと動作します。

本体との一体感が凄まじい

ホストインターフェースであるUSB-Cケーブルの長さも 20cm と絶妙な長さになっており、ハブをiPad本体に取り付けたときにケーブルが無駄に余ることはなく、ギリギリ過ぎることもありません。ハブのクリップ部分の寸法もかなりシビアに作られており、誤ってiPad本体から外れるような気配はありません。

拡張性

ここからはこの製品の拡張性について具体的に見ていきます。このハブに接続できる端子類は以下の通りです。

JCD612 / j5 create に接続可能な端子類(ホストインターフェースはUSB-CのL字コネクタ)

  • USB Type-A 3.0
  • 3.5mmオーディオジャック
  • USB Type-C(Power Delivery充電・データ転送)
  • HDMI 4K 60fps
  • SDカード
  • microSDカード

ハブ内のUSB-Cポートは100Wパワーデリバリー・データ転送(5Gbps)の両方に対応しています。この端子がPD充電器として機能するため、iPad本体を急速充電することが可能です。HDMIは4K 60fpsに対応しており、高画質・高フレームレートでの表示が可能ですが、全てのデバイスにこの画質・フレームレートでの表示ができるわけではないため注意が必要です。

4K 60fpsでの出力が可能なデバイス

  • iPad Pro 11”, iPad Pro 12.9”(3rd & 4th Generation)
  • MacBook Pro(15 2017 & later)
  • iMac(Retina 5K 27 2017 & later)
  • iMac(Retina 4K 21.5 2017 & later)
  • iMac Pro 2018

この製品の具体的な仕様を以下に示しておきます。

ホストインターフェースUSB-C 3.1(オス)× 1
ビデオインターフェースHDMIポート × 1(メス)
USBポートUSB Type-A 3.1 Gen1 5Gbps × 1
USB-C 3.1 Gen1 5Gbps or Power Delivery
最大100W(両対応) × 1
カードリーダーSDスロット × 1
microSDスロット × 1
(UHS-I 104Mbps、最大容量2TB対応)
ディスプレイ解像度HDMI 3840×2160 60Hz
オーディオ出力3.5mm オーディオジャック
(マイク / スピーカー)
給電方式バスパワー / セルフパワー
材質アルミニウム、ABS
外形寸法本体:66(W)×66(H)×14.3(D)mm
ケーブル:20cm
質量本体:約72g
付属パッド:約10g
製品の仕様

いろいろなスタイルに対応

https://jp.j5create.com/products/jcd612

実はこのハブ、クリップ部分の交換パーツが付属されており、iPad本体のみで使う場合やキーボードをつけて使う場合など、いろいろなスタイルにマッチするように作られています。下の写真では左から順番に「iPad Pro本体のみ」で使う場合、「iPad Pro + Smart Keyboard Folio」で使う場合、「iPad Pro + Magic Keyboard」で使う場合のクリップパーツです。

横から見ると微妙に高さが異なるのが確認できる

さまざまなスタイルでの使い方に対応

  • iPad Pro 本体のみ
  • iPad Pro + Smart Keyboard Folio
  • iPad Pro + Magic Keyboard

少し気になるところ

ここまでこのハブがあればできることを色々書きましたが、少し気になるところもあったのでご紹介したいと思います。まずはPCスタイルとタブレットスタイルを頻繁に行き来するような使い方をする時は少し不便になってしまうところです。

Magic Keyboardを使っている場合はこのハブを取り外さないとタブレットスタイルで使用することができません。またSmart Keyboard Folioを使っている場合は、逆パカ(キーボード部分を裏側に回すスタイル)した時にiPad本体とカバーの間に大きな隙間ができてしまいます。iPadをタブレットとして使うことも多い方は少し不便に感じるかもしれません。

次にハブ内のUSB-Cポートを充電に使いながらL字型のイヤホンジャックを使うと、若干コードが干渉することです。イヤホンジャックとUSB-C端子が逆だったらなお良かった感じがするんですが、やはりこのサイズ感を実現するにはハブの中のポートサイズの関係で無理なんでしょうか。

LumaFusionで動画編集しながら充電しているところ

YouTubeに弾いてみた動画も投稿しているので、良かったらチェックしてみてください。

SDカードリーダーはUHS-IIに非対応で、UHS-Iのみとなっているので、大量の動画データなどを管理しようとすると少し厳しいかもしれません。またUSB-C端子は1つしかないので、Magi Keyboardを使っている人以外はこのハブを取り付けても充電しながらはUSB-C端子の機器を接続することはできません。

まとめ

今回はiPad Proのために設計されたUSB-Cハブをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。私は動画編集をする時にイヤホンジャックが欲しかったのでこれを買いましたが、USB-Aはなんだかんだ使うのでかなり重宝しています。

あとiPad ProにMagic Keyboardをつけた状態でこのハブをつけると、急に玄人感が出てめっちゃかっこいいんですよね。なので私は何も接続しない時でもずっとつけっぱなしで使っています。下にこの製品のリンクを貼っておくので、気になったらチェックしてみてください。

他にもiPad関連の記事をいろいろ書いているので、そちらもよければぜひ。それでは。

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